PMP試験合格は30代前半から積極的に目指すべき4つの理由

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2022年1月から新試験に移行したPMPですが、
新試験移行後の現在も試験難易度に変わりはありません。
むしろ、ウォーターフォール型からアジャイル型へ移行されたことにより、
難易度が上がったと感じた方も多いと思います。
そんなPMP試験ですが、受験を検討されている方は臆することなく、
むしろプロジェクト経験が浅い若い年次の方こそ、積極的に合格を目指し取り組んでいただきたいと思います。

この記事で分かること

・PMP取得は後回しにせずプロジェクトに参加する若い年次から取得すべき理由
・プロジェクトマネジメントの資格の最難関のPMP取得へのモチベーション向上

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PMP受験資格に関して

PMPの受験資格は以下、学歴パターン毎に3つに分かれています。

学歴パターン①プロジェクトマネジメント経験
中等教育卒業(高校卒業、準学士号または海外の同等資格)5 年/60 か月以上にわたる、一意かつ重複しないプロジェクトマネジメントの実務経験
学歴パターン②プロジェクトマネジメント経験
4 年制大学卒業(学士号または海外の同等資格)3 年/36 か月以上にわたる、一意かつ重複しないプロジェクトマネジメントの実務経験
学歴パターン③プロジェクトマネジメント経験
GAC 認定プログラム*による学士号取得または大学院卒業(学士号もしくは修士号、または海外の同等資格)GAC 認定プログラム*による学士号取得または大学院卒業(学士号もしくは修士号、または海外の同等資格)

参考:PMI:Project Management Professional(PMP)®試験内容の概要 – 2021 年 1 月より

多くの方は上記のパターン②に該当するかと思います。
大卒ストレートの卒業で22歳、ストレート院卒で24歳なので、
そこから3年以上のプロジェクト経験が必要と読み替えられます。

大卒の場合は入社3年目(25歳)にプロジェクトマネジメント経験スタートできたと過程すると、
そこから3年の実務経験を詰めた場合は28歳で受験資格を満たしたことになります。
しかしながら、PMIが求めるプロジェクトの実務経験は受験申込の際に実務経験の記述が必要となり、ある程度大型のプロジェクト経験が必要となります。
そのため、プラス2年程度実務期間を設けると30歳となります。

PMP試験の独自性への対応

PMP試験はプロジェクトマネジメントの実務経験を資格と評価する試験となっており、
この試験は結論からお伝えすると癖があります。
試験問題自体は、けっして悪いものではないのですが、
実務経験をもとに問題を解き進めるとひっかけ問題にはまります。

この理由は、仕事で対応するプロジェクトマネジメントとPMPの試験のプロジェクトマネジメントでは求められているマネジメントが異なっているからです。

仕事で対応するプロジェクトでは、QCD(品質・コスト・デリバリー)を重視し、
特に納期を意識した対応を行っているかと思います。

一方、PMPの求めるプロジェクトとはプロジェクトをPMPが定める論理規定に従い、
アジャイル型、ウォーターフロー型もしくは混合型を前提に、
そのプロジェクトの状況にあった最も適切なアプローチを実践することが求められています。

例として挙げると、プロジェクトに遅延のリスクがあっても状況を適切に報告し、
必要な対策を講じることで納期通りにプロジェクトを完遂できたり、
人員起因でプロジェクトが遅延しているプロセスは適切なサポートを行うことでこの問題が解決したりといったものがあります。

業務で納期遅延や人員によるプロセスの遅延が発生すると、
PMが積極的に介在(1メンバーとして動く)ことが増えたり、
残業時間が増えたりといったことがよくあるパターンだと思いますが、
PMP試験では適切な対応をとることで、
実務経験でプロジェクトマネージャの苦しみは発生しなくなります。笑

プロジェクトのアプローチ方法を試験問題を通して学べる

例えば40台でPMP試験合格を目指した場合だと、
現時点で数多くのプロジェクト経験を積んでいるケースが多いと思います。
その経験をもとにPMPの試験に挑戦すると今までの経験がかえって邪魔をする場合があります。

プロジェクト経験の浅い人こそ、そのクリーンな状態で試験問題を通して、
PMPの求めるプロジェクトへのアプローチを違和感なく学ぶことができます。
ここでPMP試験を通して学んだことは実務には向かないものも少なからずありますが、
問題解決の引き出しは確実に増えるので、
PMPの勉強を通して自身の問題解決のアプローチ方法を増やすことが可能になります。

社内での評価・知名度の向上に繋がる

PMPに合格することで、社内での評価や知名度が向上します。
個人的な感想になりますが、PMPの試験難易度はもちろん高いのですが、
それよりも資格の知名度の方が高いと感じます。

PMPはプロジェクトマネジメントの資格の中では、最難関試験に位置付けられているので、
名刺にPMPのロゴをするだけでも第一印象は工場します。
また、大型案件ではPMP資格所有者がプロジェクトマネージャーを対応することが必須要件であったりするので、そのよう場合は必然的にPMP所持者で対応することになります。

このようにPMPを取得すれば、社内の大型案件へチャレンジできる足がかりとなり、
評価や知名度向上に繋がります。

転職に有利に働く

PMPはその資格の難易度と知名度から、転職にも優位に働きます。
「PMP 年収」などで検索してもらうといろいろな情報が出てくると思いますが、
平均年収は700万~1000万くらいのレンジになっています。

PMPとは?資格取得の意味は年収アップ?受験資格や難易度も解説

自身のキャリアのステップアップの武器としてもPMP取得は大いに役立ちます。


以上、PMP取得を30代前半からおすすめする理由4つを紹介させていただきました。
本ブログでは、PMP試験やビジネススキルに関するノウハウを紹介しております。
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この記事を書いた人
Bon

エンジニアの30代前半の社会人
プロジェクトマネジメントやメンバとして構築対応をしています。
PMP取得をきっかけにWordpressを開設
月間1万Viewを目指して奮闘中

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