PMP試験は1回の試験代が5万円を超える、高額な試験になります。
再試験の場合でも3万円程度と、PMP試験の受験資格を得るための35PDUの講習と合わせると30万程度と非常に高額な試験です。
今回は、2022年PMP新試験時に正答率を上げるために、必要なポイントを2つお伝えします。
これから受験を考えている方は以下過去記事もご参考に
アジャイルの知識・実務経験ともにゼロの私が試験に合格した経緯踏まえ、アジャイル実務ガイドの重要性について触れています。
目次
- 状況を分析して行動しているか
- 人員を入れ替える行動をしていないか
状況を分析して行動しているか
基本的にはPMP試験では問題分で与えられた状況に対して、状況を分析しないで行動に移すことは不正解です。
例として、スケジュールに遅れが生じている問題文であなたが取るべき選択しはどれか?
という問題に対して、以下回答が与えられていたとします。
- 遅延しているタスクに対して、クラッシングを行うべく人員の追加手配をPMOに申し出る
- チームリーダにスケジュールの遅れに対する状況確認を行い、対処する方法を検討する。
業務でプロジェクトマネジメント経験がある方なら、どちらの選択しも対応する選択としては間違っていないと思います。
しかし、PMP試験では1の選択しは不正解で、2が正解になります。
ここで大切になってくるのがPMIイズムと呼ばれる倫理・職務規定です。
この規定は一見当たり前のことをただ記載しているだけですが、この指標を問題分の中に落とし込むことが重要です。
この倫理・職務規定の要点としては以下です。
顧客に対して情報はオープンに、行動する前に状況を分析し報告
実務レベルでこれを絶対遵守して行動するとプロジェクトはすぐに炎上すると思います。笑
ですが、PMPの試験では、この倫理・職務規定は絶対です。
なぜならPMP試験の母体組織であるPMI本部が決めている指標だからです。
極端な例ですが、PMPの試験の世界では、タスクの実行中に社内のシステムなどのトラブルにより、遅延が発生していても顧客には素直にその状況を報告します。
そして、その状況に対して適切な対応が取られて、タスク終了期日に間に合うのではれば文句は言いません。
これが、普段の業務で発生した場合は、タスクは順調に進んでいるという報告をして、詳細な報告は控える方も多いかと思います。
人員を入れ替える行動をしていないか
PMBOKに直接記載されてはいませんが、
PMPの試験問題の世界では、プロジェクトメンバの中で人材の優劣はありません。
ただし、新しくプロジェクトに参加したメンバがいたり、チームの配置変えで自身が担当しているプロジェクトに馴染めていなかったり、成果にコミットできていないメンバーも存在します。
そのような状況下では、絶対に人材の入れ替えはしません。
なぜなら人材の優劣はないからです。
では何をするかというと、基本的にはそのメンバと会話をして状況を把握します。
そして適切なトレーニングを行うことでプロジェクトに参加しバリューを出すことができます。
そんな風に事が運べば苦労はしないよと思いますが、PMP試験の世界ではこれが成り立ちます。
アジャイル実務ガイドを読み込み、最短でPMP試験合格を目指しましょう!
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