G検定合格を合格するための効率的かつ最短の勉強方法をお伝えします。
AIを仕事や学業で利用することは今後より日常的なことになります。
G検定はAI利用する初心者〜中級者向けの位置付けの試験ですが、その試験内容は難しく試験勉強は計画的かつ効率的に取り組まないといけません。
G検定の成績
私のG検定の成績です。
2024年9月7日(土)に受験しました。
結果は合格で得点率は91%でした。
以下が受験結果の通知です。
後述しますが、G検定は合格結果は受験後2~3週間後にメールへ通知されます。

受験前のAIの知識レベル
ほぼ0でした。
仕事がIT系なので、ChatGPT流行ってるから触ってみようかといったレベル感でした。
G検定の概要

G検定(ジェネラリスト検定)は、ディープラーニングの基礎知識を問う試験で、主に非技術者を対象にしています。
AI活用に必要な知識を持ち、意思決定ができる人材を育成する目的としています。
試験はオンラインで行われ、約200問を120分で解答する必要があります。
受験資格は特に制限はありません。受験料は一般13,200円、学生5,500円です。合格者には資格証明やオープンバッジが発行されます。
最新の情報は以下公式HPをご参照ください。
https://www.jdla.org/certificate/general
受験費用
受験料は一般13,200円、学生5,500円です。
合格者には資格証明やオープンバッジが発行されます。

G検定を受験すべき人
G検定を受験すべき人はIT業界に属する人、AIを仕事で利用する人は受験すべきと考えます。
その理由としては以下です。
IT業界に所属する人
IT業界に所属する人は、既に日常的に何らかのAIに触れていると思います。
iPhoneを利用されている人はSiri、WindowsのPCを利用している人はCopilotなど意識しなくてもAIを利用しています。
G検定ではAIの成り立ちや法律に関する内容も出題されるので、普段なんとなく利用しているAIを一つ踏み込んだ知識を身につけ活用することができるようになります。
AIに興味がある人
AIと言う言葉に興味があるが、何から勉強して良いか悩んでいる人はG検定の受験をおすすめします。
G検定の公式テキストAIの概要を理解するでとてもよい入門書だと感じました。
後述しますが、テストの内容はAIの仕組みやその関数に関する内容も出題されます。
そのため、理系で大学受験レベルの数学の基礎知識があると理解しやすい内容になっていますが、決して必須の知識ではないのでご安心ください。
G検定の合格までの勉強時間
G検定合格までの勉強時間は、ITパスポートレベルの基礎知識がある方で2ヶ月、基礎知識がない方では3ヶ月見込んでおけば問題ないと考えます。
勉強期間では曖昧なので1ヶ月あたりの勉強時間は20時間を想定でお考えください。
ITパスポートレベルの基礎知識あり:2ヶ月=40時間
上記以外の基礎知識の方:3ヶ月=60時間
勉強方法
結論からお伝えしますが、先ほど記載したITパスポートも基礎知識がない方はG検定の試験対策講座の受講お勧めします。
理由としては、G検定は試験範囲が広く求められる知識は深くよりも浅くで効率良く試験範囲の学習を行う必要があるためです。
基礎知識に自信がある方は、以下の公式テキストの中身を確認し講座受講を行うか判断することをお勧めします。
ちなみに私は公式テキストと対策講座を受講し試験に臨みました。
公式テキスト
G検定を主催しているJDLAが監修している公式テキストです。
試験を受けない方でもAIに興味がある方は、教科書として読むだけでも十分理解が深まる内容です。

【重要】必須で行うべき対策
公式テキストや対策講座で学習を進める上で、必須で実施すべき対策があります。
それは解けなかった問題や語句などの不明点は、Excelもしくはスプレッドシートにまとめておくことです。
理由は後述しますが、データ形式で勉強の内容をまとめ、検索しやすいようにしておくことです。
試験環境について
ここからがG検定特有の試験環境について触れていきます。
G検定の試験はこの記事を執筆している現時点では、リモートでの試験(自宅受験)で行う試験になります。
また、このリモート試験では他の資格試験に比べて、受験中にPCのカメラをオンにすることや、画面の操作を制限されることがないです。
G検定の公式では試験中のカンニングは禁止されていますが、具体的なカンニングの定義の記載もないのでその定義は自己判断に任せられているのが実情です。
試験中にGoogle検索はできる?
YESです。
画面の操作は制限されていないので、Google検索は普通に行えます。
ChatGPTは利用できる?
YESです。
試験画面の文字のコピーは不可ですが、内容を手打ちでChatGPTに入力し検索することは可能です。
Excelやスプレッドシートは利用できる?
YESです。
試験中に他のアプリケーションを立ち上げて操作することは可能です。
試験環境は他の試験と比べて緩いが、問題数が多い
G検定の試験の問題数は約200問です。
試験時間は2時間なので、1問あたり30秒で回答する必要があります。
いくら試験環境が緩いからと言っても、このペースで検索に頼ることは事実上無理です。
問題を読んで、選択肢を確認するだけで15秒程度かかると想定すると残り15秒で回答を行う必要があります。
合格率と合格点の目安
公式の統計データでも発表されていますが、試験の合格率は60%〜70%を推移しています。
合格点は非公表になっています。
受験結果を踏まえて感じた合格点
試験の難易度と合格率から考えると、実際の合格点は6割程度なのではと感じました。
これはあくまで個人的な予想ですが、問題数の全体は200問ですが、その中に今後の試験のためのテスト問題も混ざっていると感じました。
これは受験する時期によって全体の問題数に差があるためです。
また、試験結果が試験終了後すぐに発表されないことから受験者全体の得点率を加味して得点配分や合格率を決めていると想定します。
自分の得点率が手応えよりも高かったため、受験者全体の解答率が高いもの、低いものと分けて高いものは採点対象、低いものは採点対象外のように振り分けて採点がされているのではと感じました。
要は受験者の回答率た良い問題を落としてしまうと不合格になる確率が高まるということです。
結局は
試験勉強をしっかりと行い、必要な知識を素早く回答に繋げることが必要になります。
いざと言う時には、試験環境で記載した方法に頼ることができますが、時間はほぼないと思っておいて方が良いです。
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